失敗しないリフォーム術やマイホームに関する賢くお得な情報をお届け!

主婦の賢いお得なリフォーム体験談

中古住宅を買うまでの経過

持ち家と賃貸、どっちがお得なの?持ち家と賃貸のメリット・デメリットを考える

賃貸と持ち家、月々の家賃や生涯の支払額を考えるとどちらがお得だと思いますか?

持ち家が一戸建てかマンションかでも維持費は変わってきますが、今回は一戸建ての持ち家の場合で考えてみます。

私が出した結論は、低価格の一戸建てを購入することが一番コスパが良いということです。

なので、私は中古の一戸建てをリフォームするという選択をしました。

持ち家と賃貸、どっちが生涯かかるお金が多いかを徹底検証

結婚して子どもも産まれたし、自分の家が欲しいな〜

でも、わが家の収入を考えると持ち家は無理かな。

頭金を払う余裕すら今の私にはないし…

あなたもこんな風に考えていませんか?

多くの場合は家が欲しいから買っちゃおう〜なんて安易な考えで購入はしませんよね。

家は一生の中でも一番高い買い物です。

でも、家を買わず賃貸に住んでいても家を買う場合と同様に毎月の家賃の支払いがありますよね。

賃貸で払う家賃と家を購入して払うローン。

あなたはどっちがお得か考えたことはありますか?

今回は北海道札幌市に住む私のケースで持ち家と賃貸、どちらがお得なのか考えてみました。

私の賃貸の状況や家賃を公開

私の住宅事情をさらっと説明しておきます。

私は旦那さんと1歳7歳の子ども2人、猫2匹と犬1匹で暮らしています。

札幌市の某地下鉄駅から徒歩5分以内のマンション住まいです。

大きな病院や学校、スーパーも近くて立地は最高。

狭いけど一応3LDKで駐車場1台込みの家賃が約7万円。

北海道の相場でも安い方かな?

築35年で古いけど、リノベーションされていて内装はキレイ。

どこに行くにも便利で場所は気に入っているけど、家が狭くて引っ越しを考えだしたの。

私の住宅事情まとめ

  • 子ども2人(1歳と7歳)、旦那との4人暮らし
  • ペット3匹(猫2匹と犬1匹)
  • 地下鉄から徒歩4分ほどの3LDKの賃貸に居住中
  • 家賃は駐車場込みで約7万円

4人家族のわが家が賃貸で暮らす場合の生涯家賃を計算してみた

私の現在の賃貸マンションの家賃は約7万円。

なので年間の支払額は84万円

わが家は3LDKですがリビングが8畳しかなく居室の1部屋もリビングとして活用しています。

なので実質2LDKのような感じなんですね。

現在1歳の息子が自分の部屋が必要になると狭くて住めなくなります。

なので、将来的には今より広い家へ引っ越しが必要です。

ここからは概算ではありますが、札幌市の相場で計算して行くことにします。

今から6年後、息子が小学校に入るタイミングで引っ越しをするとします。

広めの3LDK、駐車場付き9万円と仮定しましょう。

年間支払額は108万円です。

そして、子どもたちが大きくなったらこんなに広い家に住む必要はなくなりますよね。

夫婦2人暮らしなら2LDKで十分です。

子どもの進学や仕事状況で変わるでしょうが、息子が大学を卒業する20年後には狭い家に引っ越しするとします。

そうなると家賃は6万円くらいでしょうか。

年間支払額は72万円です。

生涯の家賃を計算してみましょう


賃貸の家賃×12×居住年数という計算になるので…

  • 7万円×12ヶ月×6年間(息子が小学校入学まで)=504万円
  • 9万円×12ヶ月×16年間(息子が小学校から大学卒業まで)=1728万円
  • 6万円×12ヶ月×20年(寿命がくるまでなので年数は目安)=1440万円

現在34歳の私が74歳まで家族と賃貸マンションで暮らすと生涯支払額は3672万円です。

実はこの他に車2台目の駐車場代が毎月1万円程度かかっています。

冬期間はマンションの除雪代も5000円かかっているので、支払額はこれよりさらに上がる計算になりますね。

郊外の1350万円の住宅ローンを35年払いで買ったわが家の支払額

さきほどの賃貸でかかる生涯の家賃計算総額をみると、家を買った方がめっちゃお得だな〜なんて思いますよね。

よし!さっそく3500万円の家を買っちゃおう〜!!
ちょっとまった!

住宅ローンを利用するなら利息の計算をしなくちゃ。

固定資産税という税金も毎年かかるんだよ。

それに、持ち家は自分たちでメンテナンスしないといけないので維持費が結構かさむの知ってるかな?

だ、だれでしょうか…?

通りすがりの不動産関係者です。

家を買いたい人の味方です!

心強い味方登場!!

家を買うには家のお金の他に色々なお金が必要なのね〜

じゃあどうやって家を買う予算を考えたらいいんだろう?

銀行にもよるけど、ローンはだいたい年収の5〜10倍くらいまで借りられるかな。でも、借りれる額と返せる額は違うよ。

月々に払える額から予算を決めていくのが現実的。

自分が返済できる額で考えてみようね。

ありがたいお言葉をたくさんもらって、自分の場合はどのくらいなら余裕をもって生活していけるか考えてみました。

現在、わが家は7万円の家賃を支払っていて貯金に回すお金がほぼない状況です。

これは、まだ育児休暇中の私が仕事復帰すると状況も変わるんだけど、保育園に入れる見込みもないし…

安いにこしたことはないからな〜と考えました。

そして、わが家は新築ではなく中古一戸建てを購入してリフォームで自分好みにカスタマイズするという方法を選んだんです。

中古だと新築と比べてはるかに安く一戸建てが購入できます。

それに、リフォームもしっかりやればまるで新築のようなキレイさですからね。

住む場所も検討しました。

現在住んでいる付近ではそもそも一戸建て物件がなかったのです。

7歳の娘は転校となってしまうけど、家を買うとなると仕方ない決断でした。

新しく住む家の場所を郊外にしようと決めたのです。

車は夫婦1台ずつ所有していたので通勤には困りません。

田舎なので治安は良さそうだし、同じ地域(車で5分の場所)に親戚も住んでいる土地に決めました。

築23年、2階建ての庭付き一戸建て、お値段はなんと780万円!!

信じられない安さです。

同地域で考えても相場の半額くらいでした。

この物件をリフォームして住宅ローンとしては1350万円を借りて家を買うことにしたのです。

1350万円を35年ローンで支払うと…

なんと月々の支払額は4万円以下です。

私の生涯の居住費を計算してみた

  • 35年で1350万円の住宅ローンを返済
  • 利息は10年固定金利0.95、その後は変動金利(通常金利より−1.5%)となり35年で(72万円+金利2%で計算して25年分390万)462万円
  • 固定資産税の年額約4万円×41年(75歳まで住む計算)=164万円
  • 修繕費(10年に1度200万円の出費がある見込み)800万円

現在34歳の私が75歳まで今購入する中古住宅に住むとすると、生涯にかかる居住費の合計は2776万円となります。

家に住めるのは35歳から寿命がくるまですから、ローンの支払いが終わってから数年は固定資産税だけを支払うだけでよくなります。

賃貸に住むよりも1000万円もお得です!

1000万ですよ〜!!

コスパ良いとかのレベルじゃなく、本当に良い買い物をしたかなと感じてます。

まぁ、修繕費用とかはもっとかかるかもしれないですが、ローンを繰り上げ返済できれば金利分は安くなりますしね。

北海道で一般的な家を買う場合のローンの相場で居住費の生涯支出を考える

先ほどはわが家の場合ですが、もし新築物件で2500万円の住宅ローンを組んだ場合の生涯支払い額を考えてみましょう。

35年間住むと仮定した支払いの総額を計算

  • 2500万円を35年払いの住宅ローンで組む(2500万円)
  • 金利は固定金利2%で計算(966万円)
  • 10年に一度リフォームに200万円の出費があると見積もる(200万×3回)

住宅ローンと金利の支払いだけで3466万円となりますね。

リフォーム費用も合わせると、総額は3666万円です。

総額だけで比べると、賃貸も2500万円の持ち家もだいたい同じですね。

ただし、持ち家には固定資産税がかかります。

リフォームは10年に1度、200万円かかることを想定して計算しましたが足りるかどうか分かりません。

外壁の補修やボイラーの修理などは結構お金かかりますからね…

新築だと税金の優遇や消費税増税にあたって現金がキャッシュバックされる制度などもありますが、それでもわが家のような格安中古住宅よりも1000万円ほどコストはかかることになります。

持ち家は家賃以外にお金がかかることを考慮しないといけない

私は今回、築23年の中古住宅を購入しました。

現状渡しでリフォームを全くしていない状態で手に入れた格安物件。

23年もたつので直す所はたくさんありました。

  • 外壁の痛み
  • 雨漏り(すがもり)による壁のシミ
  • 古くなった水回り設備
  • 痛んだ畳

色々と手入れが必要で、リフォームにかかった総額は約450万円です。

ちなみに、ボイラーや水道管なども交換が必要でしたがこれは売主さんが出してくれたので実際には500万くらいはかかっていることになりますね。

外壁に関しては10年で塗装し直し、その後10〜20年で完全に外壁を張り直す作業が必要になるようです。

10年毎に100〜200万円くらい出費する覚悟と貯蓄が必要となってくるでしょう。

いくら安い家を買ったからといって、浪費しまくっていると必要な時に修理代が出せないなんて事態にもなりかねません。

それに、もし自分がギリギリ払える金額の家を購入していたら…

10年で数百万の貯金ができるかも怪しいかもですよね。

一戸建てを持つということは、賃貸に住むよりもお金の自己管理が重要になってくる気がします。

賃貸のメリット・デメリット

私が考える賃貸のメリット。

  • 手軽に住む場所が変えられること
  • 引っ越せばいつでもキレイで新しい家に住める
  • 家族構成や収入が変わっても引っ越すことでその状況にあった家に移れる
  • 面倒なことやトラブルは管理会社が対応してくれる

やはり、引っ越し代と新居の敷金、退去費用を払うだけでキレイな家に引っ越せるのは魅力ですよね。

持ち家だと新しくするには膨大なリフォーム代がかかるので…

住んでいる家に何か不具合やトラブルがあれば管理会社や大家さんが対応してくれることも大きなメリットでしょう。

近隣の苦情なども管理会社を通せば言いやすいでしょうし、トラブル解決にも手を貸してくれるはずです。

それと、転勤の可能性がある方などは家を買うよりもいつでも引っ越せる賃貸がいいのかもしれませんね。

デメリットとしては、やはり自分のものではないので規制があることでしょうか。

好きなようにDIYすることも出来ないですし、破損などがあれば弁償の必要もあります。

また、更新制度がある物件では数年毎に手数料を取られる場合もあるかもしれません。

持ち家のメリット・デメリット

持ち家のメリットはなんといっても、その家が自分のものだということです。

新築でもリフォームでも、キッチンやバスルーム、壁紙や床の素材まで自分このみにカスタマイズできる!!

これは賃貸では絶対にできないメリットですよね。

私も、今回のリフォームでキッチンにお金をかけて自分のお気に入り空間を作り上げました。

ビルトインオーブンに汚れに強いホーローの壁。

料理好きの私にとって、このカスタマイズは最高すぎました!

これは持ち家の人にしか味わえない幸せかもしれないです。

デメリットは、修理などを自分たちでしなければいけないことでしょうか。

先ほども言いましたが、数年ごとのリフォームは必須です。

それなりのお金も必要になってきます。

管理会社なんてないので、全て自分たちで業者を手配したりしなくちゃいけないので手間もかかるかな。

もし、転勤やどうしても引っ越したい環境になってもなかなか家を手放すのも貸すのも面倒だったりします。

メリットもデメリットも色々あるけど…

私は一戸建てを購入して本当に良かったと思ってるよ。

人生で一番長くいる場所なので、お気に入りの家に住むことは何より価値のあることじゃないかな。

迷ってる方、自分の家は最高だよ〜!

持ち家と賃貸、どっちがお得なのかのまとめ

私が考える結論は、低価格の一戸建てを購入することが一番コスパが良いということです。

今回の私のケースでは、リフォーム込みで自分好みの家を1350万円で買うことができました。

月々の支払いは4万円弱なので、どう考えても家を購入するほうがお得ですね。

ただ、購入する家の値段によっては賃貸よりもトータルの支払額が大きくなることもあります。

中古住宅に抵抗のある方もいるでしょうし…

ローンを組む金額を少なくするに超したことはないんですが、自分が満足できる物件でないと大きなお金を払うだけに慎重に決めなければいけないかなと思います。

お得なのは間違いなく中古住宅ですが、満足度と値段を天秤にかけてじっくり検討するのがオススメかな。

もし中古住宅やリフォームに興味がある方は他の記事も読んでみてくださいね。

  • この記事を書いた人

早坂マーガレット

旦那さんと1歳7歳の子どもが2人の4人家族。 それと猫2匹と犬1匹。 これまで駅近で便利だけど狭い3LDKに住んでいましたが、 一戸建てのマイホームを購入しました。 中古住宅を自分好みにカスタマイズして1350万円で夢のマイホームをゲットした私のサクセスストーリーと試行錯誤した知恵をお届けします。 賢く損せず家を買いたい人は必見!!

-中古住宅を買うまでの経過

Copyright© 主婦の賢いお得なリフォーム体験談 , 2023 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.